春のおもてなし
4月に入り、フキノトウが芽を出してきました。
ついこの間まで雪が積もっていた小淵沢店にも、
ようやく春が訪れたように感じます。
グランドオープンから早4ヶ月。
オープニングスタッフとして配属された当時は不安もありましたが、
お客様から「また来ます」など、たくさんの嬉しいお言葉を頂き
そんな不安は杞憂に終わりました。
オープン当初から長寿村権六の一番人気は「ミニミニDON」です。
季節で変わるミニミニDONは
少しずつ、いろいろな種類の季節の品を食べれるのでとても魅力的です。
季節の変わり目にメニューが切り替わるときは
「次はなにかな?」と、私も毎回楽しみにしています。
長寿村権六 小淵沢店 田口
カクテル作り
私の趣味のひとつにカクテル作りがあります。
自分自身は下戸なので飲むことは出来ませんが、
お酒好きな両親や友人に、好みや気分に合わせたカクテルを振舞っています。
大月店で休憩中にそんな話をしていると、東治郎のスタッフから
「桔梗屋の黒蜜を使ったカクテルを考えてほしい」とリクエストが。
その声に応えるべく、早速「桔梗信玄餅の濃い黒蜜」を購入。
帰宅してすぐに、本棚で眠っていたカクテルのレシピ本を引っ張り出し、
黒蜜を活かしたカクテルを考えました。
ジン、ウォッカ、ラム等、様々なベースの中で、
黒蜜の濃厚な甘さに一番マッチしそうなウイスキーをベースに選択。
そして、試行錯誤の結果、完成したカクテルがこちら。
グラスの底に黒蜜を沈め、ウイスキー、ホットコーヒーを注ぎ、最後にゆっくりと生クリームを注いで完成。
黒蜜の濃い甘さに、ウイスキーの芳醇な香りと、ホットコーヒーの苦味が良く合う、
優しく体を温めてくれる一杯です。
味見をした父から合格点をもらえ、
リクエストをしてくれたスタッフにもレシピを伝えると、
「美味しそう。今度休みの日に作ってみるね」と、嬉しい言葉を頂きました。
我ながら上手く作れたカクテルですが、まだ名前が決まっていません。
現在、素敵な名前を募集中です。
小林
僕のごほうび
桜の花が舞い始め、それと同時に桃の花が咲き、
朝から農家さんが花摘みをしたり、受粉をしたりする姿を見かけるようになりまし
た。
毎朝、じゅうたんのように広がる桃の花を横目に出勤し、
忙しい朝ですが、とても贅沢な時間を過ごすことができています。
先日、長男の卒園式を終え、桔梗信玄餅工場テーマパーク付近の
桜の見どころスポットへ行き、卒園・入学写真を撮ってきました。
とても暖かく、帰りに「アイスを食べたい」と言う息子に桔梗信玄ソフト+を購入。
「僕は絶対に一つ食べたい」と言い、スーツにきな粉をまとわせながらも、
いつの間にか自分の事を「僕」と呼ぶようになった息子に、新一年生への成長を感じ
ました。
「また、お勉強頑張ったら食べに来ようね。」
息子の言葉に、桔梗信玄ソフト+は
ご褒美に食べられる美味しい食べ物の一つに加わりました。
直営店 清水
自然の美しさ
自宅でお花見
1年間で
早春のクリスマスローズ
見える楽しみ
自宅近くの小学校の前には梅の木があり、既に満開。
その並びには桜の木が並んでいて、数週間後、新一年生になる長男が
この木を眺めながら登校すると思うと、目頭が熱くなります。
小淵沢店の雪も溶けて、珍しい鳥を見ることもしばしば。
普段は自分が何かを見る、という観点しかありませんでしたが
長寿村権六小淵沢店では、オープンキッチンなので
お客様が私達の調理をする姿を見ているのです。
オープン当初は、こんなにお客様に見られながら厨房業務をすることに
緊張しかありませんでしたが、今ではこのガラス張りのお陰で
店内の混雑状況の確認や、お客様の表情を見ながら仕事ができます。
また、このガラスの下から可愛いお子様が顔を覗かせたり、
お食事が終わったお客様が、ガラス越しに手を上げて挨拶をしてくれたりと、
このオープンキッチンのお陰で、普段あまり顔を見られる事のない厨房従業員と
お客様のコミュニュケーションをとる事ができ、とても嬉しく思います。
ガラス越しではありますが、ただ作る。ではなく
パフォーマンスの一つとして、調理している姿が
お客様の楽しみになっていただけたらと思い、今日も楽しく仕事をしていきます。
直営店 清水