2019年04月24日

歩み

そろそろ、いちご狩りのツアーの時期が終わろうとしています。

10連休にもなったGWを過ぎると、さあ権六一の繁忙期、さくらんぼ狩りの季節がやって来ます。

 

4年前、さくらんぼ狩りを目当てにツアーを組まれていたのは、627日から630日までの4日間だけでした。

山梨でさくらんぼ狩り?と思う方も多いと思います。私も4年前まではそう思っていました。

7月から桃、8月は夏休み期間で賑わい、910月にかけてのぶどうというのが、山梨が活気溢れる時期というイメージでした。

 

そんな6月のさくらんぼ狩りが4日間から1週間に変わり、1週間から2週間に変わり、2週間から1ヶ月に変わり。

今年はもう、6月と言わず5月からさくらんぼ狩りツアーの設定があります。

こんなに急激に増えて、農園からさくらんぼがなくなってしまわないのかと不思議ですが、団体さんが増えて、農園の方々も改良に改良を重ねているのでしょうか。

何だか、一緒に成長してきた戦友のように思えてしまいます。

 

さて、なぜさくらんぼ狩りツアーが増えていった過程を細かく覚えているかというと。

このファイルのおかげです。

 

7年前の開店当初から、ほうとうや蕎麦がどれだけ注文されたか、団体のお客様がどれだけ入られたか、毎日記録しています。

権六の歴史というわけです。

厨房からの「昨年のお盆はどれだけ来店客数があったっけ?」「新そば祭りはどの辺りが忙しかった?」という質問にも、ファイルにまとめているのですぐ答えられるんです。

パラパラとめくりながら、「この日は大変だったね~」と笑いあったり、辛かった思い出も楽しかった思い出も詰め込まれたファイル。

歴史が重ねられて、アコーディオンのようになったその姿を、いつか見てみたいものです。

 

 

ozawa